こんにちは、ZUTTOWAKAIマガジン編集部です。プロテインの良い点と安全性について徹底調査するシリーズの第8回。今回は、ZUTTOWAKAIのプロテイン「SUPER DRINK」にも配合されている「ビタミンB2(リボフラビン)」という成分に焦点を当てます。
- 「ビタミンB2って、名前は聞いたことがあるけど…」
- 「プロテインに入っていて、どんな良いことがあるの?」
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ご安心ください。この記事を最後までお読みいただければ、ビタミンB2がいかに安全で、筋力トレーニングに励む私たち世代の元気な毎日を支える、縁の下の力持ちであることがきっとお分かりいただけるはずです。
なお、文章についている※印はどの論文あるいは公的機関の見解に記載があるかを示しています。
もくじ
ビタミンB2配合プロテイン「SUPER DRINK」の安心ポイント
まずは、専門家の調査をもとにまとめたこちらの表をご覧ください。ビタミンB2の安全性についてまとめています。
| 成分名 | 安心できる理由 | 長く飲み続けたときのリスク | 一日に摂ってもいい量(耐容上限量) | 使われはじめた時期 |
|---|---|---|---|---|
| ビタミンB2(リボフラビン) | 欧米の公的機関が安全性を高く評価 ※1 | 非常に低い ※2 | 上限なし ※3 | 1930年代に発見 ※4 |
飲みすぎても大丈夫? ビタミンB2の安全性
ビタミンB2は「水溶性ビタミン」という種類に分類されます。水溶性ビタミンは、水に溶けやすい性質。したがって、もし摂りすぎても体に溜まることなく、余った分は尿として自然に体の外に出ていくという特徴を持っています ※5。
このため、ビタミンB2は非常に安全性が高いと考えられており、欧州食品安全機関(EFSA)や米国立衛生研究所(NIH)といった世界的な公的機関も、「これ以上摂ってはいけない」という上限量(耐容上限量)を設定していません ※6。
ZUTTOWAKAIの「SUPER DRINK」に含まれるビタミンB2は1食あたり0.366mg。これは厚生労働省が定める65歳〜74歳女性の1日の推奨量1.2mgの約30%です ※7。普段の食事と合わせても、過剰になる心配はまずありませんので、安心して毎日続けていただけます。
運動する50代以上の女性にこそ「ビタミンB2」が大切な理由
では、なぜ筋力トレーニングを頑張る私たち世代に、ビタミンB2が特に大切なのでしょうか。その理由は、ビタミンB2が「元気とキレイの応援団」として、あなたの体を多方面から支えてくれるからです。
良い点①:食べたものをエネルギーに変える「発電所の働きもの」
私たちの体は、食事から摂ったタンパク質・脂質・糖質をエネルギーに変えて活動しています。ビタミンB2は、この3大栄養素すべてを**エネルギーに変える過程で欠かせない「働きもの」**なのです ※8。
特に、筋力トレーニングで体を動かす方や、筋肉の材料となるタンパク質をしっかり摂りたい方にとって、この働きは非常に重要です。ビタミンB2が不足すると、せっかく摂った栄養がうまくエネルギーに変換されず、疲れやすさの原因にもなってしまいます。
良い点②:若々しいお肌や髪を保つ「美容ビタミン」
ビタミンB2は「発育のビタミン」とも呼ばれ、細胞の生まれ変わりを助けることで、皮膚や髪、爪などを健康に保つ働きがあります ※9。
口内炎ができやすい、お肌が荒れがち、といったお悩みはありませんか? これらはビタミンB2不足のサインかもしれません。ビタミンB2をしっかり摂ることは、体の内側から若々しさを保つことにもつながるのです。この働きは国(消費者庁)も認めており、ビタミンB2は「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」として栄養機能食品に表示することが認められています ※10。
良い点③:他の栄養素も助ける「チームのまとめ役」
ビタミンB2は、単独で働くだけではありません。ビタミンB6や葉酸といった、他のビタミンB群が体の中で活発に働けるように手助けする「まとめ役」のような役割も担っています ※11。
バランスの良い食事やサプリメントで様々な栄養を摂っても、それらがきちんと働くためには、ビタミンB2のような縁の下の力持ちが不可欠なのです。
まとめ:安心して毎日続けられる、元気とキレイの味方です
ZZUTTOWAKAIのプロテイン「SUPER DRINK」に入っているビタミンB2は、
- 世界中の公的機関が安全と認めており、摂りすぎの心配もありません
- 食べたものをエネルギーに変え、運動する体をパワフルにサポートしてくれます
- お肌や髪の健康を保つ「美容ビタミン」としての働きも期待できます
そんな「安心して毎日飲める、元気とキレイの味方」なのです。プロテインで筋肉の材料を補い、さらにビタミンB2で体全体の調子を整える。この賢い組み合わせで、いつまでも若々しく、元気に動ける体づくりを続けていきましょう。
次回予告
いかがでしたか? ZUTTOWAKAIが独自開発した蛋白質飲料 SUPER DRINK に配合されたビタミンB2についてまとめてみました。
次回は、SUPER DRINKに配合しているビタミンB6の安心と安全についてまとめています。ぜひご覧ください!
出典・参考文献 一覧
- National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. “Riboflavin – Health Professional Fact Sheet”. (米国の国立衛生研究所(NIH)による医療専門家向けのファクトシート。ビタミンB2(リボフラビン)は水溶性で、過剰に摂取しても吸収が制限され、余剰分は尿中に排泄されるため毒性を示すことはなく、安全な上限摂取量(UL)は設定されていないと記載。) ↩︎
- (再掲)National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. “Riboflavin – Health Professional Fact Sheet”. ↩︎
- (再掲)National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. “Riboflavin – Health Professional Fact Sheet”. ↩︎
- Northrop-Clewes, C. A., & Thurnham, D. I. “The discovery and characterization of riboflavin.” Annals of Nutrition and Metabolism 61.3 (2012): 224-230. (ビタミンB2(リボフラビン)の発見史に関するレビュー論文。1930年代に同定され、その構造が決定された経緯について述べられている。) ↩︎
- Suwannasom, N., et al. “Riboflavin: The Health Benefits of a Forgotten Natural Vitamin.” International journal of molecular sciences 21.3 (2020): 950. (ビタミンB2が水溶性であり、過剰摂取しても速やかに尿中に排泄される性質について解説しているレビュー論文。) ↩︎
- (再掲)National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements. “Riboflavin – Health Professional Fact Sheet”. ↩︎
- 厚生労働省. 「日本人の食事摂取基準(2020年版)」. (65歳〜74歳の女性におけるビタミンB2の推奨量を1.2mg/日と定めている。) ↩︎
- Pinto, J. T., & Zempleni, J. “Riboflavin.” Present knowledge in nutrition. Academic Press, 2012. 295-311. (ビタミンB2が、炭水化物、脂質、タンパク質の代謝に関与する2つの主要な補酵素(FADおよびFMN)の中心的な構成要素であることを解説している学術書籍) ↩︎
- DePhillipo, N. N., et al. “The role of vitamins in the prevention and treatment of sarcopenia.” Journal of Clinical Medicine 10.24 (2021): 5839. (ビタミンB2が細胞の成長と機能に不可欠であり、皮膚や髪、爪の健康維持に寄与することについて言及している。) ↩︎
- 消費者庁. 「栄養機能食品」.(ビタミンB2が「皮膚や粘膜の健康維持を助ける栄養素」として、国が定める栄養機能食品の表示基準に含まれていることを示している。) ↩︎
- McCormick, D. B. “Riboflavin.” Present Knowledge in Nutrition. ILSI Press, 2006. 278-285.(ビタミンB2から作られる補酵素FADが、ビタミンB6や葉酸を体内で活性型に変換する際に必要であることを解説している学術書籍の章。) ↩︎
コメント