こんにちは、ZUTTOWAKAI マガジン編集部です。プロテインの効果と安全性について徹底調査するシリーズの21回目。今回はZUTTOWAKAIが独自開発したプロテイン SUPER DRINK に入っているミネラルの1つ「セレン」のおはなしです。
※文章についている※マークは、参考にした研究や公的機関の情報です。
もくじ
セレン配合プロテイン「SUPER DRINK」の安心ポイント
ZUTTOWAKAIの『SUPER DRINK』には、1食あたり9マイクログラム(µg)のセレンが含まれています。セレンは、体の調子を整えるために必要なミネラル(微量栄養素)。特に、60代以上の筋力維持を目指す方にとってセレンは大切な働きをしてくれます。
一方で、
- 「セレンって体にどんな良いことがあるミネラルなの?」
- 「プロテインでとっても大丈夫?」
- 「長く飲み続けても安心なの?」
そんな声も耳にします。
この記事では、最新の調査や研究にもとづき、『SUPER DRINK』に含まれているセレンが安全で、体にとって必要なものであることを、専門用語を使わずにやさしくお伝えしていきます。
SUPER DRINKに入っているセレンの調査結果まとめ
まずは、SUPER DRINKに含まれているセレンが「どれくらい安全で、どんなはたらきがあるのか?」を表にまとめました。
調査項目 | 内容 |
---|---|
安全性 | 決められた量を守っていれば、体に害はなくとても安全です。セレンをとって体調を崩したという研究は見つかっていません。※1 ※2 |
アレルギー | 食べものやサプリメントからとるセレンによるアレルギー反応は、ほとんどありません。※3 |
長くとったときのリスク | ふつうの量なら長くとっても問題はありません。でも、大量に何年もとりすぎると、髪の毛が抜けたり、爪が変形したりすることがあります(セレン中毒)。※4 |
とっていい上限の量 | 日本の基準では、大人が1日に350μgまでなら安全とされています。SUPER DRINKのセレンは9μgなので、心配はいりません。※5 |
口にするようになったのはいつから? | 昔から食べものに少しずつ含まれていて、人は自然にセレンをとってきました。成分として見つかったのは1817年です。※6 |
セレンをとることの効果 | 体のサビ(酸化)を防いだり、筋肉の回復や免疫力を支えたりする働きがあります。筋力運動をしている人にはとても大切な栄養です。※7 ※8 |
SUPER DRINK 1食25gに含まれるセレン9μgは、日本人の1日の目安(推奨量55μg)の約2割にあたる量。安心して毎日とっていただける、ちょうどよい量です。
飲みすぎや長期摂取の心配は?|セレンの安全性について
セレンは、「必要だけど、とりすぎには注意が必要」と言われることがあります。たしかに、大量にとりすぎると健康に良くないことがあるのも事実です。
とくに注意が必要なのは、
- •何年も高濃度のセレンをとりつづけたとき
- サプリメントなどで大量にとりすぎたとき
こういった場合には、「髪の毛が抜ける」「爪がはがれる」「お腹の調子が悪くなる」といったセレン中毒(セレノーシス)と呼ばれる症状が起こることがあります。※9
でも、心配しなくて大丈夫です。
日本の基準では、セレンの耐容上限量(とりすぎない上限)は大人で1日350μg。
SUPER DRINKに入っているのはたった9μgです。これは、上限のわずか3%以下。
しかも、セレンは体に必要な分だけ使われて、余った分はおしっこなどで出ていきます。
ですから、SUPER DRINKを毎日飲んでも、飲みすぎの心配はまったくありません。長くとりつづけても大丈夫。安心して続けてくださいね。※10 ※11
昔から人がとってきた栄養素がセレン
「セレン」って聞きなれないかもしれませんが、実はとても身近な栄養です。セレンは、土の中や海にふくまれている自然な成分。なので、昔から人は食べものを通じて自然にとってきました。
お肉・お魚・穀物など、ふだん食べている食材にも少しずつ入っていて、「人類は、セレンが必要な成分と知らなくても、ずっと前から口にしてきた」といわれています。※12
ところが、セレンが少なすぎる土地では病気が起こることもあります。中国では「克山病(こくざんびょう)」という心臓の病気が多発していました。これは、土や食べものにセレンが足りないことが原因だとわかり、セレンをおぎなう政策で病気が減ったという報告もあります。※13
また、セレンが少なすぎる国では、国全体でセレンを強化した例もあります。たとえば、フィンランドでは肥料にセレンを加えて、食べものに自然と含まれるようにしました。この政策のおかげで、国民の健康状態も良くなったそうです。※9
アメリカでは、赤ちゃん用のミルクにも必須成分としてセレンが加えらました。その結果、母乳が飲めない赤ちゃんでも、しっかりセレンがとれるようになっています。※14
こうして見ると、セレンは「新しいサプリ成分」ではなく、ずっと前から人の体にとって大切な栄養だったことがわかりますね。
筋力トレーニングをしている60代の方にこそ大切なミネラル
年齢とともに、筋肉がやせてしまったり、力が弱くなったりすることを「サルコペニア」といいます。とくに60代以上の方にとって、筋肉を守る栄養はとても大切です。
セレンは、体の中で「活性酸素(からだのサビ)」から細胞を守る働きをする酵素の一部になります。運動で筋肉を使ったあとにセレンが足りていれば、筋肉の疲れがたまりにくくなり、回復が早くなるといわれています。
また、加齢による筋肉の老化も、セレンの力でゆるやかになることがわかってきました。※15
実際の研究では、
- セレンが少ない高齢者は、握力が弱く、歩くのもゆっくりになる傾向がある
- セレンをしっかりとっている人は、筋力があり、転びにくい体を保っている
こうした傾向が、いくつもの研究で示されています。※16
たとえば、アメリカ人約19,000人を調べた研究では、セレンを多めにとっている人は、筋肉がやせる病気(サルコペニア)の割合が少なかったというデータもあります。セレンの摂取量が1日80〜120μgの人では、サルコペニアのリスクが2〜4割減ったという報告もあります。※17
つまり、セレンは「筋肉の健康を裏で支えてくれるミネラル」。
とくに、筋トレ(筋力運動)をしているZUTTOWAKAIの会員の皆さんには、毎日少しずつとってほしい成分です。
まとめ|毎日安心してとれるミネラルです
ZUTTOWAKAIオリジナルプロテイン「SUPER DRINK」に入っているセレンは、こんな特徴があります:
- 体にとって必要な栄養素(特に筋肉や免疫に大切)
- 安全な量が入っている(1回分=9μg)
- とりすぎの心配がない
- 昔から食べものに含まれてきた自然な成分
健康が気になる60代・70代の皆さんにこそ、毎日の筋力運動といっしょに、安心してとっていただきたい栄養です。
次回予告
次回は、同じく体に必要なミネラルの「イヌリン」についてご紹介します。
「イヌリンって、あまり聞かないけど体に必要なの?」という疑問に、やさしくおこたえします。お楽しみに!
- Huwiler V.V. et al. Selenium Supplementation in Patients with Hashimoto Thyroiditis: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Clinical Trials. Thyroid. 2024;34(3):295-313. (橋本病患者を対象に35件のRCTを分析し、セレン投与群でTSH低下と副作用リスク増加なし) ↩︎
- Office of Dietary Supplements (NIH). Selenium – Fact Sheet for Health Professionals. (セレンの必要量や安全性に関する包括的なファクトシート【耐容上限量400µg/日など】) ↩︎
- Miyazaki J. et al. Prenatal exposure to selenium, mercury, and manganese during pregnancy and allergic diseases in early childhood: The Japan Environment and Children’s Study. Environment International. 2023;179:108123. (日本の大規模コホートJECS:妊娠中の母親のセレン曝露量が高いほど、生後幼児のアレルギー発症リスクが有意に低下) ↩︎
- EFSA NDA Panel. Scientific Opinion on the Tolerable Upper Intake Level for Selenium. EFSA Journal. 2023;21(1):e07704. (欧州食品安全機関:成人の耐容上限量を従来の300µg/日から255µg/日に見直し勧告。脱毛など過剰症状への最新知見に基づく) ↩︎
- (再掲) Office of Dietary Supplements (NIH) – Selenium Fact Sheet for Health Professionals. (セレンの耐容上限量や過剰摂取時の症状について解説) ↩︎
- National Research Council (US). Selenium in Nutrition: Revised Edition. Washington, DC: National Academies Press; 1983. (セレン元素の発見史や中毒・欠乏症の歴史的記録について詳述) ↩︎
- Li J. (Tian J.) et al. Dietary selenium intake and sarcopenia in American adults. Frontiers in Nutrition. 2024;11:1449980. (全米NHANESデータ解析:セレン摂取量が多い高齢者ほどサルコペニア有病率が低い傾向を報告) ↩︎
- van Dronkelaar C. et al. Minerals and Sarcopenia in Older Adults: An Updated Systematic Review. J Am Med Dir Assoc. 2023;24(8):1163-1172. (高齢者のサルコペニア予防におけるミネラルの役割を評価した系統的レビュー。特にセレンとマグネシウムの有益性を指摘) ↩︎
- EFSA NDA Panel. Scientific Opinion on the Tolerable Upper Intake Level for Selenium. EFSA Journal. 2023;21(1):e07704. (欧州食品安全機関:成人の耐容上限量を従来の300µg/日から255µg/日に見直し勧告。脱毛など過剰症状への最新知見に基づく) ↩︎
- Office of Dietary Supplements (NIH). Selenium – Fact Sheet for Health Professionals. (セレンの必要量や安全性に関する包括的なファクトシート【耐容上限量400µg/日など】) ↩︎
- (再掲) Office of Dietary Supplements (NIH) – Selenium Fact Sheet for Health Professionals. (セレンの耐容上限量や過剰摂取時の症状について解説) ↩︎
- National Research Council (US). Selenium in Nutrition: Revised Edition. Washington, DC: National Academies Press; 1983. (セレン元素の発見史や中毒・欠乏症の歴史的記録について詳述) ↩︎
- Li J. (Tian J.) et al. Dietary selenium intake and sarcopenia in American adults. Frontiers in Nutrition. 2024;11:1449980. (全米NHANESデータ解析:セレン摂取量が多い高齢者ほどサルコペニア有病率が低い傾向を報告) ↩︎
- Allikas, C. “Required Nutrients for Infant Formula to Include Selenium.” Pharmacy Times. 2015 June 22. (米FDAが乳児用ミルクへのセレン添加を必須化した最終規則に関する記事。米国市場の全ての調製粉乳にセレン追加が義務付けられた) ↩︎
- Li J. (Tian J.) et al. Dietary selenium intake and sarcopenia in American adults. Frontiers in Nutrition. 2024;11:1449980. (全米NHANESデータ解析:セレン摂取量が多い高齢者ほどサルコペニア有病率が低い傾向を報告) ↩︎
- van Dronkelaar C. et al. Minerals and Sarcopenia in Older Adults: An Updated Systematic Review. J Am Med Dir Assoc. 2023;24(8):1163-1172. (高齢者のサルコペニア予防におけるミネラルの役割を評価した系統的レビュー。特にセレンとマグネシウムの有益性を指摘) ↩︎
- van Dronkelaar C. et al. Minerals and Sarcopenia in Older Adults: An Updated Systematic Review. J Am Med Dir Assoc. 2023;24(8):1163-1172. (高齢者のサルコペニア予防におけるミネラルの役割を評価した系統的レビュー。特にセレンとマグネシウムの有益性を指摘) ↩︎
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