こんにちは、ZUTTOWAKAI マガジン編集部です。プロテインの安全性について徹底調査するシリーズ第9回。
ZUTTOWAKAIが独自開発したプロテイン飲料「SUPER DRINK」には、筋力運動(筋トレ)をがんばる世代に欠かせない栄養素「ビタミンB6(ピリドキシン)」を配合しています。
「でも、ビタミンって摂りすぎると体に悪いんじゃない?」そんなご心配の声にお応えするために、信頼できる研究や公的な情報に基づいて、ビタミンB6の安全性をわかりやすくご紹介します。
なお、文章についている※印はどの論文あるいは公的機関の見解に記載があるかを示しています。
もくじ
SUPER DRINKに入っているビタミンB6の安心ポイント
成分名 | 安全性の根拠 | 長く飲み続けたときのリスク | 1日の上限量 | 使われはじめた時期 |
---|---|---|---|---|
ビタミンB6(ピリドキシン) | 普通の食事やサプリメントでの摂取なら、安全性はとても高いです。神経のトラブルが出るのは、1日に1000mg以上を長く飲み続けたようなケース。一部には250mg/日でも出たという報告もありますが、200mg以下で問題が出たケースは見つかっていません ※1 | 大量を長期間とり続けると、手足のしびれや感覚がにぶるといった神経のトラブルが出ることがあります。でも、100mg/日以下の量では、そういった問題は起きていません ※2 3 | 日本:40mg/日 ※4/ 米国:100mg/日 ※5/ 欧州:12mg/日 ※6 | 1930年代にビタミンB6が見つかり、1950年代からサプリや食品で広く使われるようになりました ※7 |
「SUPER DRINK」に入っているビタミンB6は1食分で0.333mg。これは毎日の食事と同じくらいの量。各国が決めている上限量よりもずっと少ない安全な量です。
ビタミンB6の上限量と飲みすぎリスク
通常の摂取で問題は起こらない
ビタミンB6は水に溶けやすいビタミン。余ったビタミンB6はおしっこと一緒に体の外へ出ていきます ※9 。そのため、普通の量をとっている限り、体にたまって悪さをする心配はほとんどありません。
高用量摂取によるリスク
ただし、ものすごくたくさんのビタミンB6を毎日飲み続けた人に、手足がしびれるなどの症状が出たという報告もあります。とはいえ、これはとてもまれなケース。普通の摂取量では起こりません ※10。
各国で設定されている上限量
そうしたリスクをふせぐために、日本やアメリカ、ヨーロッパでは「これ以上は摂りすぎ」という1日の上限を決めています。
「SUPER DRINK」に入っている0.333mgという量は、たとえば65〜74歳の女性におすすめされている1日の摂取量1.1mgの約30%。
さらに、「SUPER DRINK」に入っているビタミンB6の量を上限量の40mgとくらべるとわずか1%未満。これなら毎日安心して飲み続けられますね。
ビタミンB6の歴史と今の使われ方
食べ物から自然にとっていた栄養素
ビタミンB6は、じゃがいも、鮭、鶏肉など、私たちの身近な食べ物にたっぷり入っています ※14。
科学的に発見されたのは1934年。ハンガリーの医師ポール・ジョルジさんが、皮膚の病気(アクロディニア)の治療に役立つ成分として見つけました ※15。
食品やサプリへの利用が広がった歴史
その後、1940年代からは医療や栄養補助として使われ始めました。朝食シリアルなどに加えられるようになったのです。 そして、今では世界中の食品やサプリに利用されています。
日本でも、厚生労働省が「ビタミンB6は栄養機能食品の成分ですよ」と公式に示しています ※16。長年にわたり安心して使われてきた歴史があります。
筋トレ世代にうれしい!ビタミンB6の働き
筋肉づくりを助ける大切な役割
ビタミンB6は、筋肉を作るために欠かせない「たんぱく質の代謝」に関わる大事な栄養素。筋肉の材料をうまく体に取り込めるようサポートしてくれます。
年齢を重ねると、ビタミンB6の吸収や利用の効率が下がってきます。若いときよりもビタミンB6をしっかりとることで「フレイル(筋力の低下)」の予防につながると考えられています ※17。
運動機能と神経の健康にも関与
実際、ビタミンB6をしっかりとっている高齢者は、握力や椅子から立ち上がるテストでも良い結果が出る傾向があると報告されています ※18。
さらに、B6は神経伝達にもかかわっています。手足の感覚や体の動きにも関係があるす。SUPER DRINKに入っているビタミンB6は筋肉だけでなく神経の健康もサポート。うれしい成分なんです。
まとめ|安心して飲めるビタミンB6入りプロテイン
ビタミンB6は、筋力運動(筋トレ)を皆さんが楽しく続けるためにとても大切な栄養素です。
250mg以上を毎日長くとった場合には神経のトラブルが出た報告もあります。ですが、「SUPER DRINK」に含まれているのはたったの0.333mg。
これはその数百分の一で、しかも厚生労働省がすすめる1日の量の3割くらい。これなら、毎日飲んでもぜんぜん心配ありません。
ZUTTOWAKAIでは、全成分について最新の科学と高い安全基準に基づいてこだわりの製品づくりをしています。
ZUTTOWAKAIの独自開発プロテイン「SUPER DRINK」を活用して、もっと元気に、安心して筋力運動(筋トレ)を楽しんでくださいね!
次回予告
いかがでしたか? ZUTTOWAKAIが独自開発した蛋白質飲料 SUPER DRINK に配合されたビタミンB6についてまとめてみました。
次回は、SUPER DRINKに配合しているビタミンB12の安心と安全についてまとめてみます。ご期待ください!
- Vitamin B6 Toxicity – StatPearls – NCBI Bookshelf ↩︎
- Vitamin B6 Toxicity – StatPearls – NCBI Bookshelf ↩︎
- 日本人の食事摂取基準(2020年版)厚生労働省 ↩︎
- 日本人の食事摂取基準(2020年版)厚生労働省 ↩︎
- NIH Office of Dietary Supplements ↩︎
- EFSA Dietary reference values ↩︎
- A History of the Isolation and Identification of Vitamin B(6) – PubMed ↩︎
- 対象外物質※ 評価書 ピリドキシン 食品安全委員会 ↩︎
- Vitamin B-6 – Uses, Side Effects, and More | WebMD ↩︎
- 日本人の食事摂取基準(2020年版)厚生労働省 ↩︎
- NIH Office of Dietary Supplements ↩︎
- EFSA Dietary reference values ↩︎
- Oregon State University, Linus Pauling Institute ↩︎
- A History of the Isolation and Identification of Vitamin B(6) – PubMed ↩︎
- 栄養機能食品の表示に関するガイドライン 厚生労働省 ↩︎
- Relationship of Low Vitamin B6 Status with Sarcopenia, Frailty, and Mortality: A Narrative Review ↩︎
- Vitamin B-6 intake is related to physical performance in European older adults ↩︎
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