糖質配合プロテインの安全性は?|ZUTTOWAKAI「SUPER DRINK」原材料30種の安心安全を論文で調査【その5】

こんにちは、ZUTTOWAKAI マガジン編集部です。プロテインの安全性について徹底調査するシリーズの第5回。今回は、ZUTTOWAKAI のプロテインSUPER DRINKに配合している2種類の糖質であるブドウ糖マルトデキストリンの安全性を徹底的に調査。

これまでと同じく、世界各国の政府機関による公的見解や学術論文など信頼性が高い原典を明示してブドウ糖とマルトデキストリンについてご説明。さらに、摂取の目安となる量や歴史的な利用についてもわかりやすく解説していきます。

なお、文章内の※印はどの論文あるいは公的機関の見解に記載があるかを示します。

糖質の安心と安全

成分名安全性の根拠長期摂取リスク1日摂取上限使用開始時期
ブドウ糖人間の主要エネルギー源なし生理学的な上限なし。健康指標として遊離糖で50g/日古くから
マルトデキストリン消化酵素でブドウ糖に分解されるため生理的には糖質と同等なし(過剰摂取が問題 ※1摂取カロリーの10%以下を糖質として推奨 ※2古くから麦芽飴や水あめとして利用

SUPER DRINKに含まれる糖質のひとつであるブドウ糖は人間の主要エネルギー源であり安全そのもの。医療用の点滴にも利用される糖質がブドウ糖です。

ですがむしろ逆に、糖質の過剰摂取による健康影響(肥満や虫歯、2型糖尿病、脂質異常症など)が問題視されています。そこで ZUTTOWAKAIでは、糖質や脂質ではなくたんぱく質をしっかりとるように食事指導を毎日続けています。

他方、SUPER DRINKに含まれるもう一つの糖質であるマルトデキストリンはデンプン由来の炭水化物です。

難消化性ではないマルトデキストリンを推奨される量を遥かに超えて大量に摂ると腸内細菌叢に影響し炎症反応を高める可能性が示唆されています※1。また、過剰摂取は血糖値の急上昇や肥満リスクにつながります。

ですが、マルトデキストリン自体はアレルゲンでもありません。過剰摂取しなければ一般に安全と認められています。

SUPER DRINKに含まれるマルトデキストリンはWHOが定める糖質の摂取目安量(摂取カロリーの10%以下 ※2)を遥かに下回る量。だから安心です。

糖質が60代以上にとって大事な理由

筋力運動をすると、体の中のエネルギーがたくさん使われてしまいます。これをそのままにしておくと、疲れがとれにくくなったり、次の日に体が重く感じたりします。そんなときに役立つのが「糖質」です。

糖質は、ごはんやパン、甘い物に含まれるエネルギーのもとです。運動のあとにこの糖質をとると、筋肉のエネルギーが早く回復して、体が元気になります。

さらに、糖質と一緒にたんぱく質をとると、筋肉の修理もスムーズに進みます。運動のあとには、体をいたわるために、糖質とたんぱく質をあわせてとるのが大切です※5

まとめ

いかがでしたか? 「SUPER DRINK 原材料30種の安心安全を論文で調査」の第5回は2種類の糖質(ブドウ糖・マルトデキストリン)についてまとめてみました。

連載の第6回はビタミンAがテーマ。

60代以上の世代にとってとても大事なビタミンA。その理由と安全性を世界各国の学術論文に基づいて振り返る健康に役立つ特集です。下をタッチしてご覧ください。

  1. Nutrition, Health, and Regulatory Aspects of Digestible Maltodextrins ↩︎
  2. WHO calls on countries to reduce sugars intake among adults and children ↩︎
  3. Nutrition, Health, and Regulatory Aspects of Digestible Maltodextrins ↩︎
  4. WHO calls on countries to reduce sugars intake among adults and children ↩︎
  5. J. Int. Soc. Sports Nutr. (2017) ↩︎

太田祥平@ZUTTOWAKAI

太田祥平@ZUTTOWAKAI

1973年長崎県南島原市生まれ。ZUTTOWAKAIチーフトレーナー。2013年ドコモ・イノベーションビレッジ第2期採択。2013年4月4日テレビ東京系『カンブリア宮殿』出演。 【趣味】食べ放題店巡り。食べ放題に通っても太らない体になるため筋トレを開始しました 【子どもの頃】隣に住む祖母が大好きでした。でも、祖母は寝たきり。「祖母が元気になると良いのに」という願いもその後、筋トレを極めるきっかけに 【大人になってから】晋遊舎などで、ヨガ誌・女性向けダイエット誌の出版編集者として勤務

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