こんにちは、ZUTTOWAKAI マガジン編集部です。プロテインの効果と安全性について徹底調査するシリーズの19回目。今回はZUTTOWAKAIが独自開発したプロテインに入っている「亜鉛」をのおはなしです。
「亜鉛って体にいいって聞くけど、どんなふうに?」「毎日とって大丈夫?」「長く続けても平気?」「アレルギーは?」
そんな疑問におこたえするために、信頼できる研究や公的な情報をもとにやさしくご紹介していきます。
※文章についている※マークは、参考にした研究や公的機関の情報です。
もくじ
亜鉛配合プロテイン「SUPER DRINK」の安心ポイント
南島原市のジム・週2回で良い健康運動ZUTTOWAKAIが独自開発したプロテイン「SUPER DRINK」には、1回分(=1食分、25g)に 2.68mgの亜鉛 が含まれています。この亜鉛は、「免疫や皮膚の健康を支えるミネラル」として知られています。
ですが、それだけではありません。実は、筋力運動(筋力トレーニング)を楽しむZUTTOWAKAI会員のみなさんにとって、とても大事な栄養素が亜鉛なのです。
SUPER DRINKに入っている鉄の調査結果まとめ
まずは、亜鉛に関する調査結果を表にまとめました。
調査項目 | 内容 |
---|---|
安全性 | 適切な量なら安全性が高いミネラルです。※1 ※2 ※3 |
アレルギー | 飲んでアレルギーが出るケースはとても少ないです。※4 |
長くとったときのリスク | 長くとっても、ふつうの量なら心配なし。何倍もとり続けると、貧血や免疫低下が起こることがあります。※5 ※6 |
とっていい上限の量 | 成人では「1日40mgまで」が上限の目安とされています。※6 |
口にするようになったのはいつから? | 食べものにふくまれて昔からとられてきた栄養素です。1960年代に「人にとって必須」と科学的に確認されました。※7 |
「SUPER DRINK」1食分(25g)の亜鉛は2.68mg。
これは、1日にとった方が良いとされる目安(男性約9〜11mg/女性約7〜8mg ※8)の3割程度です。つまり、毎日とっても安心な量。足りない分をちょうどよく補えます。
飲みすぎが心配?長くとるのはどう?|亜鉛の安全性
亜鉛は、からだに欠かせない大事なミネラルです。
ふつうの食事や、栄養補助食品(サプリ)でとる程度なら、安全性はとても高いことがわかっています。
実際、医療の現場でも、1日50〜150mgもの高い量の亜鉛が治療に使われることがあります ※9。
ただし、どんな栄養素も「とりすぎ」には注意が必要。
亜鉛は、1日40mgを超えて毎日とり続けると、人によっては銅が足りなくなって貧血になることがあります。そこで、「上限」が決められています ※10。
でも安心してください。
「SUPER DRINK」に入っている亜鉛は2.68mg。つまり、上限の10分の1以下です。
したがって、毎日飲んでも飲みすぎにはならず、安全な範囲内なんです。
それでも亜鉛を大量にとりすぎると、
- 胃のムカムカ
- 吐き気やめまい
- 食欲がなくなる
といった症状が出ることがあります ※11。
さらに、何ヶ月も高い量(50mg以上)を続けると、
- 銅の吸収がさまたげられ、免疫力が下がる
- 善玉コレステロールが減る
など、からだに悪い影響が出ることがあります ※12。
たとえば、入れ歯安定剤などに含まれる亜鉛で、表示より多くの亜鉛を何年もとってしまった場合は心配です。手足のしびれや歩きにくさを感じる場合があるのです ※13 ※14。
でも、それは長期間にわたって大量にとった場合の話。
「SUPER DRINK」のように、1食あたり2.68mgなら心配いりません。安心して続けてください。
亜鉛は昔からとられてきた栄養素
亜鉛は、牡蠣(カキ)・赤身肉・魚・卵・ナッツ類など、いろいろな食べ物に入っています。
人類は大昔から自然に亜鉛をとってきました ※15。
その後、「亜鉛が人の健康にとって絶対に必要」と科学的にわかったのは1960年代 ※16。
それ以来、世界中で「足りない人が多いミネラル」として注目されるようになりました。
日本でも2017年に、亜鉛欠乏の治療薬が登場するなど、栄養士さんたちのあいだでも重要視されています。
つまり、「SUPER DRINK」に入っている亜鉛は、昔から食べものとしてとられてきた安心のミネラルなんです。
筋力トレーニングをがんばる60代にこそ、亜鉛が必要です
60代以上の方は、
- 食事の量が少なくなりがち
- 胃腸のはたらきが落ちる
- 飲んでいるお薬の影響で、吸収しにくくなる
といった理由から、知らないうちに亜鉛が足りていないことがあります ※17。
実際、日本の高齢者でも亜鉛不足が少なくありません ※18。
「足りないとどうなるの?」と思う方へ──
亜鉛は、
- 筋肉をつくるサポート
- たんぱく質の合成
- 疲労からの回復
- 傷の治りを助ける
などに関わる、とても大切なミネラルです ※19。
ある研究では、高齢者が8週間亜鉛をとったところ、脚の筋肉量が増えたという報告もあり、筋力維持に役立つ可能性があることがわかっています ※20。
だからこそ、筋トレをがんばっているZUTTOWAKAIの会員さんに、亜鉛はぴったりの栄養素なんです。
まとめ|毎日とれる、からだ思いのミネラルです
ZUTTOWAKAIのプロテイン「SUPER DRINK」に入っている亜鉛は、
- 安全性が高い
- シニア世代にやさしい
- 飲みすぎの心配がない
- 昔からとられてきたミネラル
- 筋トレの成果を支える力がある
──だから、毎日とっていただける安心な栄養素です。
亜鉛は「筋肉と元気の土台」。SUPER DRINKは、ZUTTOWAKAI会員さんの健康づくりを、これからも足元から支えていきます。
次回予告
次回は、SUPER DRINKに入れてある「クロム」について、「どんな良いことがあるの?」「安全性は?」をわかりやすくお伝えします。どうぞお楽しみに!
- 一之江駅前ひまわり医院『亜鉛不足の原因や症状・摂取量の目安について』(2024年) ↩︎
- U.S. National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements: Zinc – Fact Sheet for Health Professionals ↩︎
- Linus Pauling Institute, Oregon State University. “Zinc” – Micronutrient Information Center ↩︎
- AGAメディカルケアクリニック 『亜鉛サプリメントの副作用と過剰摂取の注意点』(2025年) ↩︎
- 厚生労働省eJIM 『亜鉛』(一般向けファクトシート、2025年更新) ↩︎
- U.S. National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements: Zinc – Fact Sheet for Health Professionals ↩︎
- Wikipedia 「Zinc(亜鉛)」(2025年7月閲覧) ↩︎
- 日本人の食事摂取基準(2025年版) ↩︎
- Linus Pauling Institute, Oregon State University “Zinc” – Summary (UL and high-dose usage) ↩︎
- U.S. National Institutes of Health, Office of Dietary Supplements: Zinc – Fact Sheet for Health Professionals ↩︎
- 厚生労働省eJIM 『亜鉛』(一般向けファクトシート、2025年更新) ↩︎
- Heathline “Zinc Supplements: Benefits, Dosage, and Side Effects” (2023) ↩︎
- 厚生労働省eJIM 『亜鉛』(過剰摂取に関する記載) ↩︎
- U.S. NIH Office of Dietary Supplements – Zinc (Excess zinc and denture creamケース) ↩︎
- Wikipedia 「Zinc – Dietary sources」(2025年7月閲覧) ↩︎
- Wikipedia 「Zinc – History」(2025年7月閲覧) ↩︎
- Narukawa N. et al. “Infants and elderlies are susceptible to zinc deficiency” Sci. Rep. 6:21850 (2016) より(高齢者は亜鉛不足になりやすい) ↩︎
- Narukawa N. et al. “Infants and elderlies are susceptible to zinc deficiency” Sci. Rep. 6:21850 (2016) より(高齢者は亜鉛不足になりやすい) ↩︎
- 大正製薬・健康ナビ 『亜鉛 – 様々な代謝をサポートする縁の下の力もち』 ↩︎
- Narukawa N. et al. “Effects of Zinc Supplementation in the Elderly with Focus on Muscle Mass, Dry Skin, and Gut Microbiota” BPB Reports. 6(6):217 (2023) より(亜鉛摂取が高齢者の筋力維持に有用) ↩︎
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