こんにちは、ZUTTOWAKAI マガジン編集部です。最近見かける「運動を教えてくれるトレーナーがいない24時間ジム」。スタッフがいない代わりに、24時間いつでも利用できる気軽さから、特に初めてジムに通う人の選択肢として注目されています。
一方で、トレーナー(運動講師)が常にいて、フォームや重さの調整をサポートしてくれる「指導付きジム」も根強い人気があります。週2回で良い健康運動ZUTTOWAKAIも指導付きジムです。
では、健康が気になりはじめた60代以上の方にとって、トレーナーがいない24時間ジムと指導付きジムのどちらが本当に安心で、効果的に運動を続けられるのでしょうか?
「安全性」「トレーニングの効果」について比較した前編に続き、後編となる今回は「運動の続けやすさ」「サポートの違いによる安心感」についてご紹介します。
もくじ
24時間ジムの「通い放題」の裏側にある、退会の現実
まず、なぜ24時間ジムが続きにくいのかを具体的に見ていく前に、現在どのようなフィットネスジムの選択肢があるのかを整理してみましょう。それぞれの特徴を知ることで、ご自身にとって何が一番大切なのかが見えてくるはずです。
比較ポイント | 24時間ジム(無人) | パーソナルトレーニング | ZUTTOWAKAI |
---|---|---|---|
トレーナー(運動講師)の有無 | 自己責任。ケガや事故のリスクあり | マンツーマンで常時指導 | 常駐し、常に指導 |
サポート体制 | 基本的に自己管理 | 手厚い(食事指導等も) | 運動指導と仲間との交流。食事指導もあり |
料金の目安(税込月額) | 4,000円~10,000円 | 週1回で20,000円前後。週2回で40,000円〜50,000円 | 週2回のパーソナルトレーニングの1/8 |
主なメリット | 安い、いつでも行ける | 短期間で結果が出やすい | 続けやすい料金で専門的な指導が受けられる |
主なデメリット | 孤独、何をすべきか不明、続かない人が多い | 料金が非常に高い | 丁寧な徹底サポートゆえに初回体験は3時間かかる |
こんな方におすすめ | 運動経験が豊富で自己管理できる方 | 短期間で集中的に結果を出したい方 | 科学的に正しい運動と食事指導で結果を出したい方 |
この表を見ると、トレーナー(運動講師)がいない24時間ジムの魅力は「料金」と「利便性」にある一方、サポート体制が手薄であることがわかります。実は、この「サポートの欠如」こそが、多くの方が運動を続けられなくなる大きな原因となっているのです。具体的に、2つ「壁」について掘り下げてみましょう。
孤独なトレーニングの壁 —「誰かと一緒」がもたらす力
24時間ジムを辞めてしまう理由の一つに、「孤独感」が挙げられます。広々とした空間に黙々とトレーニング器具に向かう人々。トレーナーがいない、あるいはいても日中以外は不在の時間が多く、誰かと会話を交わす機会はほとんどありません。最初は「一人で集中できて良い」と感じるかもしれませんが、次第にその孤独が運動のモチベーションを蝕んでいきます。
これは単なる気分の問題ではありません。運動を継続する上で「社会的なサポート」がいかに重要であるかは、数多くの研究によって証明されています。人間は社会的な生き物であり、その性質は運動習慣にも深く関わっているのです。
ある大規模なレビュー論文では、運動を続けるために重要な14の要因が分析されました。その14の要因の中で、運動を続けるために特に重要とされたのが「専門家や仲間、家族からの社会的サポート」でした※1。
特に高齢者においては、その効果は顕著です。
60歳以上の成人を9年間にわたって追跡したある研究では、運動に関する社会的なサポートが多い人ほど、週あたりの運動時間が長くなることが示されました。具体的には、サポートのレベルが1単位上がるごとに、週に11分も運動時間が長くなったのです※2。また、友人や家族と一緒に運動する60歳以上の人は、一人で運動する人に比べて、推奨される運動量を達成する確率が2倍以上も高かったという報告もあります※3。
なぜ、「誰かと一緒」だと頑張れるのでしょうか。
それは、孤独なトレーニング中に生まれがちな「これで合っているのかしら?」「誰も見ていないから、今日はこのくらいでいいか」といった心の迷いや自己への甘えを、仲間や指導者の存在が打ち消してくれるからです。
共に汗を流す仲間がいることで、「自分も頑張ろう」という前向きな気持ちが芽生え、励まし合うことで一体感が生まれます※4。これは「関連性(relatedness)」と呼ばれる、人が集団に属していると感じたいという基本的な心理的欲求が満たされるためで、運動を続ける強い動機となります※5 ※6。
トレーナーがいない24時間ジムの孤独な環境は、この「社会的なサポート」という、運動継続に不可欠な要素を根本的に欠いているのです。
「何をすればいいの?」— 指導者がいないことの継続の壁
24時間ジムで初心者が直面する2つめの大きな壁が、トレーナーがいないと「何を、どのように行えば良いのかわからない」という問題です※7。ずらりと並んだトレーニングマシンを前に、どれをどのくらいの重さで、何回やればいいのか見当もつかず、途方に暮れてしまった経験はありませんか。
例えば次のような声です。
この「何をすればいいかわからない」状態は、2つの深刻な問題を引き起こします。
一つは、効果が出ないということです。使い方がわかるランニングマシンやエアロバイクばかりを単調に繰り返すだけでは、体はすぐに慣れてしまい、期待したような変化は現れません。効果が実感できないと、「頑張っても意味がない」と感じ、モチベーションは急速に低下してしまいます ※8 ※9。
実際、インターネットでは以下のような声があります。
もう一つは、ケガのリスクが高まるということです。特に、普段運動をしていない方や年齢を重ねた方にとって、自己流の間違ったフォームでのトレーニングは、腰や膝、肩などを痛める原因になりかねません。一度ケガをしてしまうと、運動から長期間離れざるを得なくなり、そのまま挫折してしまうケースは非常に多いのです。
ここでも、専門家による「指導(Supervision)」の重要性が科学的に裏付けられています。専門家による指導付きの運動は、運動を続ける上で最も重要な要因の一つとされています。なぜなら、専門家による指導付きの運動こそが正しい動き方を確実に習得させ、ケガのリスクを減らす効果があるとされているからです※10 ※11 。
ある研究では、12週間にわたり次の3のグループを比較しました。
- 一人でトレーニングするグループ
- パートナーとトレーニングするグループ
- パーソナルトレーナーの指導を受けるグループ
その結果、体脂肪が有意に減少したのは、トレーナーの指導を受けたグループだけでした。筋力も最も大きく向上し、さらに特筆すべきは、ケガの発生件数が他のグループに比べて最大で50%も少なかったのです ※12。
つまり、トレーナー(運動講師)がいない24時間ジムの環境は、「効果が出ない→やる気がなくなる→辞める」という負のスパイラルに陥りやすいだけではないのです。ケガによって運動そのものを断念せざるを得なくなるリスクもトレーナー(運動講師)がいない24時間ジムははらんでいるのです。
24時間ジムの退会率と休会率の合計は業界目安の2倍以上も高い
その結果、運動を続けられない人がたくさん出てくるトレーナーがいない24時間ジムの退会率や休会率は大変なことになっています。
例えば、東証プライム上場の24時間ジム大手で日本国内1,100店舗以上を展開するエニタイムフィットネス。退会率と休会率の合計がエニタイムフィットネスでは12.9%〜8.2%まで悪化しています ※13。フィットネスジム業界目安の3〜5%と比べると2倍以上。業界平均と比べて高水準です。
24時間ジムは入会しても「運動のやり方も、効果も、わからない」→退会と休会の合計がジム業界の目安の2倍。つまり、24時間ジムは続けにくいといえそうです。
運動を「続ける」ための科学:60代からの新常識
ここまで、24時間ジムで運動が続きにくい理由について、少し厳しい現実をお話ししてきました。しかし、ここからは希望に満ちたお話です。実は、ある調査によって、驚くべき事実が明らかになっています。それは、50代以上の世代こそが、最も運動を楽しみ、継続している世代だということです。
驚きの事実:運動を最も続けているのは60代・70代の女性たち
日本のスポーツ庁が毎年行っている大規模な国民調査があります。その最新の結果を見て、私たちは目を見張りました。週に1回以上スポーツをしている人の割合を年代別に見ると、20代や30代の若い世代よりも、60代、70代の方々のほうが圧倒的に高い数値を示しているのです ※14 。
特に女性に注目すると、その傾向はさらに鮮明になります ※15 。
- 60代女性の週1回以上のスポーツ実施率:57.9% (これは同年代の男性の55.8%を上回り、20代から50代までのどの女性層よりも高い数字です)
- 70代女性の週1回以上のスポーツ実施率:66.2% (これは全年代の女性の中で最も高い実施率です)
さらに、「1回30分以上の軽く汗をかく運動を週2日以上、1年以上続けている」という、いわゆる「運動習慣者」の割合も、60代女性(32.3%)と70代女性(42.9%)が他の世代を大きく引き離しています ※16 。
なぜ、このような結果になるのでしょうか。調査からは、その背景も見えてきます。運動ができない理由として最も多く挙げられるのが「仕事や家事が忙しいから」というものです ※17 ※18 。子育てや仕事に追われる現役世代は、運動したくても時間が確保できないという現実があります。
一方で、60代、70代になると、そうした役割から少し解放され、自分のために使える時間が増えてきます。そして、「健康のため」という、より本質的で強い動機を持って運動に取り組む方が多くなるのです。
つまり、年齢を重ねることは、運動を始める上でのハンディキャップではありません。むしろ、時間的にも精神的にも、運動をじっくりと習慣化するのに最も適した「黄金期」が60代や70代。シニア世代のあなたは運動を続けるための最も良いスタートラインに立っているのです。
運動継続を左右する、3つの「心のスイッチ」
では、その黄金期を最大限に活かし、運動を楽しく続けるためには、具体的に何を意識すれば良いのでしょうか。数々の研究から、運動を続ける人の心の中には、共通する3つの「スイッチ」が入っていることがわかっています。
心のスイッチ①:専門家による「正しい道しるべ」
これは、先ほどお話しした「何をすればいいの?」という不安を解消するスイッチです。目的地がわからないまま地図も持たずに旅に出るのが不安ですよね。同じく、「何を」「どうすれば」効果的なのかという道しるべがなければ運動を続けることは困難です。専門的な知識を持つ「運動講師」は、あなたの体力や目標に合わせた安全で効果的なトレーニング計画という「地図」を渡してくれます。この道しるべがあることで、迷いや不安なく、自分の努力が着実に成果に結びついていることを実感でき、自信を持って前に進むことができます ※19 ※20 。
反対に、トレーナーがいない24時間ジムを利用している人の中には、「気軽に通えるのがいい」という声もある一方で、次のような声もあります。
「トレーナーがいない24時間ジムの安さに惹かれて入会したけど、モチベーションや気力が低下して幽霊会員になった」という声です。
心のスイッチ②:仲間からの「心地よい支え」
これは、「孤独」という壁を乗り越えるためのスイッチです。一人ではくじけそうになる時も、「あの人も頑張っているから、私も行こう」と思える仲間の存在は、何よりの励みになります。研究では、運動を続けるためには、家族や友人、そして運動プログラムを提供する専門家からのサポートが極めて重要であることが一貫して示されています。特に、同じ目標を持つ仲間との交流は楽しさや一体感を生み出します。そうして運動を、「行かなければならない義務」から「みんなに会いに行く楽しみ」へと変えてくれるのです ※21 ※22 。
心のスイッチ③:「私にもできる!」という自信
これは、専門用語で「自己効力感(Self-efficacy)」と呼ばれる、非常に重要な心のスイッチです。簡単に言えば、「自分ならこの運動をやり遂げられる」という自信のことです。この自信は、生まれつきのものではありません。小さな「できた!」という成功体験を積み重ねることで、育っていくものです ※23 。
例えば、「最初は上がらなかった腕が上がるようになった」「先週より1回多くスクワットができた」。こうした小さな成功体験を、指導者が気づかせてくれ、仲間が「すごいわね!」と褒めてくれる。その繰り返しが、「私にもできる!」という確固たる自信を育てます。そして、この自己効力感こそが、運動を継続させる最も強力なエンジンの一つであることが、科学的に証明されているのです ※24 ※25 。
これらの3つのスイッチを、以下の表にまとめてみました。ご自身の状況と照らし合わせてみてください。
心のスイッチ (Factor) | 具体的な効果 (Effect) |
専門家の指導 | 正しいフォームが身につき、ケガの心配なく効果を実感。迷いがなくなる。 |
仲間との交流 | 励まし合い、一体感が生まれる。「行かなくちゃ」という良い刺激になる。 |
「できた!」の積み重ね | 小さな成功体験が自信に繋がり、運動が「義務」から「楽しみ」に変わる。 |
トレーナー(運動講師)がいない24時間ジムでは、これら3つのスイッチがすべて「オフ」になりがちです。だからこそ、多くの方が続けられなくなってしまうのです。大切なのは、根性や意志の力に頼ることではありません。この3つのスイッチが自然と「オン」になるようなトレーナー(運動講師)がいるジムを選ぶことなのです。
あなたに最適な場所を見つける:指導と仲間、両方の力
ここまで、運動を続けるためには「専門家の指導」と「仲間との支え」がいかに重要かをお話ししてきました。この二つの力を兼ね備えた環境こそが、あなたにとって最適な場所と言えるでしょう。では、具体的にどのような効果が期待できるのか、さらに詳しく見ていきましょう。
「運動講師」がいることの絶大な効果
専門の運動講師による指導は、単に「やり方を教えてもらえる」以上の、計り知れない価値をもたらします。それは、あなたの努力を「最大限の効果」と「絶対的な安全」に結びつけることです。
先ほども少し触れた、トレーニング方法による効果を比較した研究では、驚くべき結果が示されています。12週間のトレーニング後、一人で運動したグループや、友人同士で運動したグループでは、体脂肪に目立った変化はありませんでした。しかし、パーソナルトレーナーの指導を受けたグループだけは体脂肪が平均で1.6kgも減少。さらに、筋力も他のグループより大幅に向上したのです ※26 。同じ時間と労力を費やしても、専門家の指導があるかないかで、結果にこれほど大きな差が生まれるのです。
さらに重要なのが、安全性です。
あなたの体の動きを常に注意深く見る運動講師はあなたのフォームが崩れれば即座に修正してくれます。こうした運動講師による修正であなたのケガのリスクは劇的に低下します ※27 。特に、年齢とともに重要になるバランス能力や俊敏性、筋力を総合的に高める「ファンクショナルトレーニング」のような専門的な運動は、正しい指導がなければ安全に行うことは困難。研究でも、こうしたトレーニングが、高齢者の身体機能の維持・向上に非常に効果的であることが証明されています ※28 。
あなたの貴重な時間を無駄にせず、安全かつ確実に、目に見える成果へと導いてくれる。まさに、運動における水先案内人のような役割を運動講師が果たしてくれるのです。
「少人数の仲間」がもたらす、心地よい一体感
パーソナルトレーニングは効果的ですが、料金が高いのが難点です。かといって、大人数のフィットネスクラスでは、一人ひとりに合った指導を受けるのは難しいでしょう。そこで注目されているのが「少人数制のグループトレーニング」というスタイルです。
少人数制のグループトレーニングは、次の2つの「いいとこ取り」の運動スタイルだからです。
- パーソナルトレーニングの「質の高い指導」
- グループエクササイズの「仲間との楽しさ・続けやすさ」
両方の良いところを合わせた少人数制のグループトレーニング。実は、週2回で良い健康運動 ZUTTOWAKAIもこうした科学的な知見を踏まえた少人数制のグループトレーニングを取り入れた指導法です。
ある研究では、少人数制の個別指導トレーニングに参加した人々は、基本的な心理的欲求(自分で決めているという感覚、自分は有能だという感覚、他者と繋がっているという感覚)が満たされ、結果として運動への意欲や人生の満足度が高まったと報告しています ※29 。
この心地よい関係性は、「弱い絆(weak ties)」という言葉で説明されることがあります ※30 。家族や親友のような強い絆とは異なり、ジムで会う仲間との関係は、適度な距離感を保ちながらも、お互いを認め合い、励まし合える心地よい繋がりです。この「弱い絆」が、義務感やプレッシャーを感じさせることなく、純粋な楽しさと所属感をもたらし、ジムへ向かう足取りを軽くしてくれるのです。
実際に、少人数グループの形式は、参加者の満足度とモチベーションを高め、結果としてジムを長く続ける「継続率」を向上させることが、ビジネスの観点からも指摘されています ※31 ※32 。
ZUTTOWAKAIが目指す、科学に基づいた「続けられる」運動習慣
ここまでお話ししてきた、運動を続けるための科学的な秘訣—「専門家の指導」と「仲間との支え」。この両方を、無理のない料金で実現するのが、私たちZUTTOWAKAIです。
ZUTTOWAKAIでは、常に「運動講師」があなたのそばにいます。
最大7名という少人数制だからこそ、一人ひとりのフォームを丁寧に見守り、その日の体調や体力に合わせて、運動の強度を調整します。これによりあなたは、「これで合っているかしら?」という不安を感じることはありません。そうして、安全かつ効果的なトレーニングにZUTTOWAKAIでは集中できるのです。
そして、ZUTTOWAKAIには同じ目標を持って集まった、心強い仲間=筋力運動友だちがいます。
お互いの顔と名前がわかる距離感で、「お疲れ様」「頑張ったわね」と自然に声を掛け合える雰囲気。ZUTTOWAKAIで感じるのがこの心地よい一体感です。一人では乗り越えられないかもしれない壁を、みんなで楽しく乗り越える力に変わるのはZUTTOWAKAIで一緒に筋力運動を楽しむ仲間との一体感が理由です。
私たちが目指しているのは、短期間で無理な結果を出すことではありません。
科学的な根拠に基づいた「続けられる環境」を提供する。そうして、運動があなたの人生の一部となっていきます。その結果、あなたの心と体の健康を生涯にわたって支えるかけがえのない習慣へと筋力運動がなるはずです。それが、私たちZUTTOWAKAIが目指している世界です。
まとめ
トレーナーがいない24時間ジムに入会したものの、いつの間にか足が遠のいてしまった。その経験は、決してあなたのせいではありません。多くの場合、それは個人の意志力の問題ではないのです。トレーナーがいない24時間ジムには運動を続けるために必要な「環境」が整っていなかった、ということに尽きます。
運動を習慣にするために本当に必要なのは、厳しい根性論ではなく、科学的な根拠に基づいた「続けられる環境」です。
- あなたの努力を正しい結果に導く「専門家の指導」
- 孤独な戦いを楽しい共同作業に変える「仲間との支え」
- 「私にもできる!」という自信を育む「小さな成功体験の積み重ね」
これら3つの要素が揃ったとき、運動は「やらなければならないこと」から、「やりたいこと」へと変わります。
60代、70代は、人生で最も運動習慣を築きやすい黄金期です。この記事が、あなたがご自身に最適な場所を見つけ、自信を持って、そして何よりも楽しく、健やかな毎日への第一歩を踏み出すきっかけとなれば、これほど嬉しいことはありません。
出典・参考文献リスト
- Rodríguez-Romo G, et al. “Key factors for adherence to physical exercise in chronic patients and older adults: an umbrella review.” Int J Environ Res Public Health. 2021;18(4):2023. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7922504/ (運動を続けるために重要な14の要因を特定した大規模なレビュー論文。専門家による指導や社会的なサポート、自己効力感の重要性を指摘している) ↩︎
- スポーツ庁. “令和5年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」.” 2024. https://www.mext.go.jp/sports/content/20240327-kensport01-000034690_1-1.pdf (日本の成人のスポーツ実施状況に関する公的調査。60代以上の女性の運動実施率が他の世代より高いことや、運動の動機、実施できない理由などを示している) ↩︎
- (再掲)スポーツ庁. “令和5年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」.” 2024. https://www.mext.go.jp/sports/content/20240327-kensport01-000034690_1-1.pdf ↩︎
- (再掲)Rodríguez-Romo G, et al. “Key factors for adherence to physical exercise in chronic patients and older adults: an umbrella review.” Int J Environ Res Public Health. 2021;18(4):2023. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7922504/ ↩︎
- (再掲)Rodríguez-Romo G, et al. “Key factors for adherence to physical exercise in chronic patients and older adults: an umbrella review.” Int J Environ Res Public Health. 2021;18(4):2023. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7922504/ ↩︎
- Ide G, et al. “Sharing a Personal Trainer: Personal and Social Benefits of Individualized Small Group Training.” J Strength Cond Res. 2017;31(4):1013-1021.
https://www.researchgate.net/publication/315705307_Sharing_a_Personal_Trainer_Personal_and_Social_Benefits_of_Individualized_Small_Group_Training
(少人数制の個別指導トレーニングが、参加者の基本的な心理的欲求を満たし、自律的な運動動機や自己効力感を高めることを示した研究) ↩︎ - Lin C-Y, et al. “Social Support and Physical Activity in a National Representative Sample of Older Adults.” Int J Environ Res Public Health. 2023;20(5):4531.
https://www.mdpi.com/1660-4601/20/5/4531
(高齢者において、運動に特化した社会的サポートが、実際の運動時間を有意に増加させることを示した9年間の追跡調査)
↩︎ - Casey M, et al. “Factors influencing adherence to regular exercise in middle-aged women: a qualitative study.” Int J Womens Health. 2014;6:319-331.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3975263/
(中年女性を対象とした質的研究で、運動継続には日常生活への組み込み、内発的動機、他者への責任感などが重要であることを明らかにしている) ↩︎ - Yao J, et al. “Factors Influencing Exercise Adherence and Compliance in Elderly Patients With Type 2 Diabetes Mellitus.” Diabetes Metab Syndr Obes. 2022;15:3823-3833.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC9785139/
(2型糖尿病の高齢患者において、専門家からのサポートや自己効力感が運動継続に強く関連していることを示した研究) ↩︎ - (再掲)Rodríguez-Romo G, et al. “Key factors for adherence to physical exercise in chronic patients and older adults: an umbrella review.” Int J Environ Res Public Health. 2021;18(4):2023. https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7922504/ ↩︎
- American Council on Exercise. “Evidence to Support the Effectiveness of Personal Training.” 2022.
https://www.acefitness.org/resources/pros/expert-articles/8556/evidence-to-support-the-effectiveness-of-personal-training/
(専門家の指導付き運動が、運動の実施品質を向上させ、ケガのリスクを減らし、プログラムの継続率を高めることなどを示す科学的根拠をまとめた記事) ↩︎ - Chen Y, et al. “Comparing the impact of personal trainer guidance to exercising with others: Determining the optimal approach.” Heliyon. 2024;10(2):e24260.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10828695/
(トレーナー指導、パートナーとの運動、単独での運動を比較し、トレーナー指導群のみが体脂肪の有意な減少を達成し、ケガも少なかったことを報告した研究) ↩︎ - 「中期経営計画(2024年3⽉期〜2026年3⽉期)」株式会社Fast Fitness Japan(東証プライム市場 7092) ↩︎
- (再掲)スポーツ庁. “令和5年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」.” 2024.
https://www.mext.go.jp/sports/content/20240327-kensport01-000034690_1-1.pdf ↩︎ - (再掲)スポーツ庁. “令和5年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」.” 2024.
https://www.mext.go.jp/sports/content/20240327-kensport01-000034690_1-1.pdf ↩︎ - (再掲)スポーツ庁. “令和5年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」.” 2024.
https://www.mext.go.jp/sports/content/20240327-kensport01-000034690_1-1.pdf ↩︎ - (再掲)スポーツ庁. “令和5年度「スポーツの実施状況等に関する世論調査」.” 2024.
https://www.mext.go.jp/sports/content/20240327-kensport01-000034690_1-1.pdf
↩︎ - (再掲)Casey M, et al. “Factors influencing adherence to regular exercise in middle-aged women: a qualitative study.” Int J Womens Health. 2014;6:319-331.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3975263/ ↩︎ - (再掲)Rodríguez-Romo G, et al. “Key factors for adherence to physical exercise in chronic patients and older adults: an umbrella review.” Int J Environ Res Public Health. 2021;18(4):2023.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7922504/ ↩︎ - Mazzetti M, et al. “The Effectiveness of Personal Training on Changing Attitudes Towards Physical Activity.” J Sports Sci Med. 2004;3(2):10-14.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3937569/
(1対1のパーソナルトレーニングが、身体活動に対するクライアントの態度を前向きに変え、運動量を増やす上で非常に効果的であることを示した研究) ↩︎ - O’Rourke E, et al. “Social predictors of enjoyment, energy, and performance in parkrun.” BMC Public Health. 2021;21(1):1598.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC8443045/
(集団でのランニングイベント参加者を調査し、社会的なサポートが運動の楽しさやエネルギー、パフォーマンスを高めることを示した研究) ↩︎ - (再掲)Ide G, et al. “Sharing a Personal Trainer: Personal and Social Benefits of Individualized Small Group Training.” J Strength Cond Res. 2017;31(4):1013-1021.
https://www.researchgate.net/publication/315705307_Sharing_a_Personal_Trainer_Personal_and_Social_Benefits_of_Individualized_Small_Group_Training ↩︎ - (再掲)Casey M, et al. “Factors influencing adherence to regular exercise in middle-aged women: a qualitative study.” Int J Womens Health. 2014;6:319-331.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3975263/ ↩︎ - (再掲)Rodríguez-Romo G, et al. “Key factors for adherence to physical exercise in chronic patients and older adults: an umbrella review.” Int J Environ Res Public Health. 2021;18(4):2023.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC7922504/ ↩︎ - (再掲)Ide G, et al. “Sharing a Personal Trainer: Personal and Social Benefits of Individualized Small Group Training.” J Strength Cond Res. 2017;31(4):1013-1021.
https://www.researchgate.net/publication/315705307_Sharing_a_Personal_Trainer_Personal_and_Social_Benefits_of_Individualized_Small_Group_Training ↩︎ - (再掲)Chen Y, et al. “Comparing the impact of personal trainer guidance to exercising with others: Determining the optimal approach.” Heliyon. 2024;10(2):e24260.
https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10828695/ ↩︎ - (再掲)American Council on Exercise. “Evidence to Support the Effectiveness of Personal Training.” 2022.
https://www.acefitness.org/resources/pros/expert-articles/8556/evidence-to-support-the-effectiveness-of-personal-training/ ↩︎ - El-Kerdany H, et al. “Effect of Functional Training on Physical Fitness Components Among Athletes: A Systematic Review.” Front Physiol. 2021;12:738878.
https://www.frontiersin.org/journals/physiology/articles/10.3389/fphys.2021.738878/full
(ファンクショナルトレーニングが、アスリートのスピード、筋力、パワー、バランス、敏捷性などの身体能力を有意に向上させることを示したシステマティックレビュー) ↩︎ - (再掲)Ide G, et al. “Sharing a Personal Trainer: Personal and Social Benefits of Individualized Small Group Training.” J Strength Cond Res. 2017;31(4):1013-1021.
https://www.researchgate.net/publication/315705307_Sharing_a_Personal_Trainer_Personal_and_Social_Benefits_of_Individualized_Small_Group_Training ↩︎ - (再掲)Ide G, et al. “Sharing a Personal Trainer: Personal and Social Benefits of Individualized Small Group Training.” J Strength Cond Res. 2017;31(4):1013-1021.
https://www.researchgate.net/publication/315705307_Sharing_a_Personal_Trainer_Personal_and_Social_Benefits_of_Individualized_Small_Group_Training ↩︎ - (再掲)Ide G, et al. “Sharing a Personal Trainer: Personal and Social Benefits of Individualized Small Group Training.” J Strength Cond Res. 2017;31(4):1013-1021.
https://www.researchgate.net/publication/315705307_Sharing_a_Personal_Trainer_Personal_and_Social_Benefits_of_Individualized_Small_Group_Training ↩︎ - (再掲)American Council on Exercise. “Evidence to Support the Effectiveness of Personal Training.” 2022.
https://www.acefitness.org/resources/pros/expert-articles/8556/evidence-to-support-the-effectiveness-of-personal-training/ ↩︎
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