バレーのVリーグ(女子プロバレーボールリーグ)群馬グリーンウイングスで活躍した旧姓・伊藤寿奈選手(現・東寿奈)が次のキャリアとして選んだのは長崎県の南端にある筋力トレーニング(以下、筋力運動)クラブのトレーナーでした。その筋力運動クラブとは「100歳になってもひ孫と遊べるカラダを地球上すべての人へ」というビジョンを掲げるZUTTOWAKAI。週2回で良い健康運動を提供するZUTTOWAKAIの専任運動講師に元バレー選手の東寿奈が就任した理由とは?彼女の想いに迫る独占インタビューです。
もくじ
バレー好きの母がきっかけでバレー選手に!
──東寿奈さんは今年の春までプロバレーボールチームでバレーをプレーしていたんですよね?
はい。バレーのVリーグ(女子プロバレーボールリーグ)の群馬グリーンウイングスで(旧姓)伊藤寿奈としてプレーしていました。2024年5月までです。
──いつ頃からバレーを?
小学1年生からバレーをやっていました。ママさんバレーを母がやっていて「自分もやりたい!」と思いバレーを始めたんです。バレー歴は20年になります。
バレーボールが好きだから続けた筋力運動
──筋力運動を始めたのはいつでしょう?
福岡大学スポーツ科学部の1年からです。なぜなら筋力運動は授業科目でもありました。そして授業なのでもちろん実技と筆記の試験もあります。なので筋力運動はしっかり勉強しました。さらに大学にある筋力運動の設備も自由に使えたのが良かったです。バレー部の仲間と一緒に筋力運動を続けていました。
──バレーをやりつつ筋力運動を始めた理由は?
バレーの動きには筋肉が必要だからです。バレーの動きには筋肉が必要だからです。1つはバレーでの不規則な動きから膝を守る大腿四頭筋です。2つめは太ももの後ろのハムストリングスもバレー選手には重要な筋肉です。なぜならバレーで不可欠な素早い脚の動きに必要だからです。
バレーの技術向上と体を痛めない為の筋力運動
──ひょっとして、プロバレーボールチームでは筋力運動のトレーナーもついてくれるんですか?
はい。筋力運動のトレーナーによる指導が週2〜3回ありました。プロ選手時代は、筋力運動時に動きの速度がわかる測定機を付けて行っていました。
そのようにプロバレーボール選手の私が筋力運動を続けたのは2つの目的があったからです。
- 「脚の筋肉を増やして膝や足首をバレーで痛めない」ため
- 「肩の筋肉を増やしてバレーの競技力向上」のため
──選手時、ケガをしたんですか?
私自身バレーで左足アキレス腱断裂や肩の脱臼でバレーができなかった経験があります。だからこそ特に1つめの「バレーで体を痛めない」ために体を守る筋肉を増やす筋力運動を心がけました。例えば、ふくらはぎのヒラメ筋を増やすとアキレス腱を守れるんです。
──筋力運動をやってみてケガ防止以外で良いことがあったら教えてください
バレーボール選手としてのパフォーマンスは確実に上がります。つまり自分が繰り出したボールを相手がレシーブで受けたときのボールが「重く」なるんです。「重い」ボールは相手は弾いてしまうようになります。それにバレーに不可欠なジャンプ力も筋力運動で上がりますよ。
ZUTTOWAKAIは今までにない新しい運動指導法
──ZUTTOWAKAIで筋力運動を教えようと思った決め手は何ですか?
大学のスポーツ科学部で学んだこと。プロバレーボール選手として自分が身につけてきたこと。それらを活かせるのがZUTTOWAKAIの筋力運動トレーナー(以下「運動講師」)だと思ったからです。
筋力運動を教えることで皆さんがバレーなど好きなスポーツを生涯続けられる筋肉を増やせるのは良いですよね。さらに膝や腰が良くなって喜んでもらえるのも素敵です。その2つの理由で筋力運動の指導をやりたいと思いました。
難しい種目を簡単にできるように教える運動クラブが日本にあると知り仰天
──ZUTTOWAKAIでの筋力運動指導を見てどう思いました?
2つビックリしました。2つビックリしました。まず1つめは「1〜7人で揃って一斉に筋力運動をやる」という点です。全国のスポーツクラブでも聞いたことがありません。つまりZUTTOWAKAIは今までにない新しい指導方法をやっているのです。
ビックリした2つめは「70代も30代も筋力運動の同じ種目を同じペースでできる」ということです。
ZUTTOWAKAIで行う背面側の筋肉を成長させる運動は筋力運動の中でも難しいものです。しかしZUTTOWAKAIでは70代の会員さんも正しい動きでやっています。
難しいはずの運動を簡単にできるように指導する凄いクラブが日本にある。しかも長崎県にあると知りビックリの連続でした。
バレー好きの方と筋力運動を楽しみたい!
──ZUTTOWAKAIに通う会員さんをみてどう思いました?
皆さんとても元気で明るいです。なぜなら元気なのは体の悩みが解決しているからです。さらに明るいのはセロトニンやドーパミンなど気持ちを明るくする神経伝達物質が筋力運動で増えるからでしょうか。
実はプロバレーボール選手時代にも「心が不安定で試合で失敗しがちなときは筋力運動をすると良いよ」と言われてきました。つまり気持ちを明るくする神経伝達物質の効果を踏まえた指導だったはずです。
──では最後に、この記事をご覧の皆さんに一言
はい、バレーやミニバレーをなさっている方が長崎県の南島原市では多いと聞いています。だからこのインタビューをご覧のバレー好きの皆さんと筋力運動を一緒に楽しめればうれしいです。
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